【活動報告】2019年12月15日開催イベント
活動報告2019年12月15日(日)
ひきこもり支援回復マニュアル作成委員会主催
~ひきこもりは病気じゃない~
パネルディスカッション+「孤高の手作り割り箸ピアノ・サミエル Sami Elu」
午前の部10時半~12時
手作り割り箸ピアノ・サミエルさんによるコンサート。童謡ジャズ「雨ふり」「海」など民謡ジャズ「リンゴ追分」他クリスマスソング。
午後の部13時~15時30分
内容
1.ひきこもりの背景にあるもの~機能不全家族や虐待・DV・性暴力被害や依存症、LGBT、化学物質過敏症や脳脊髄液減少症など。発達障害など。
役者さんによる、ひきこもりの劇。虐待・DV・ひきこもり良い対応悪い対応。
ひきこもりの理由の上位「ゲーム依存症」について、JUST自助グループ「ゲームをやめる会」ファシリテーターより体験談。
ひきこもりの理由の中にあるLGBTの社会の偏見や生きづらさについて酉饗綺羅々さま(きららさま)より体験談。
2.あまり知られていない回復の方法や支援について。
3.向後善之先生のお話
ひきこもりには訳がある[訳]には善悪も優劣もない。
4.阿部伸一さまのお話
不登校の子供に寄り添う支援と親の心構え。
5.パネルディスカッション+質疑応答。
昨年池袋駅徒歩3分の劇場「ゲキパ」で
ひきこもり支援回復マニュアル作成委員会
チャリティーコンサート+パネルディスカッションが行われました!
手作り割り箸ピアノ奏者サミエルさんの両手両足を駆使した1人で四役の演奏は正に神業!パーカッションや鈴なども加わった、お琴のようなピアノの美しさに会場の皆さまは酔いしれ凄い拍手でした!
懐かしい日本の童謡「雨ふり」「海」や民謡「リンゴ追分」をアレンジした童謡ジャズ民謡ジャズは、会場の皆さまもはじめて聞く音楽で拍手喝采でした。
最後にサミエルさんはクリスマスソングの演奏で締めくくり、あっという間に時間がすぎました!
「長身で笑顔の愛らしいサミエルさんが素敵だった!」
「もっと沢山の曲が聞きたかった!」
「あんなに難しい曲をニコニコ弾いていて神ってた!」
「アンコールの時間が欲しかった!」
と後日参加者からご意見ご要望ありました!
ひきこもりとは何か来場いただいた方々にお伝えできたと思います。
統合失調などもカウンセリングで治す向後善之先生と、不登校やひきこもり支援の塾を開きカウンセラーをしていらっしゃる阿部伸一様からお話をいただきました。
最後に、上記の先生方と司会と、ひきこもり支援回復マニュアル作成委員会のSEと4人でパネルディスカッションを行いました。
当日は時間が押し押しになってしまいパネルディスカッションの時間がわずかとなってしまいましたが…。
質疑応答ではJUST自助グループ「GAFA」ファシリテーターやJUST事務局長からの質問などが活発にありました。
その質問に向後善之先生、阿部伸一さまが回答し、実りある会となりました。
当日のパネルディスカッションの模様は、向後善之先生と阿部伸一さまのホームページで公開しています。
また、後日残りの時間も含めてひきこもり支援回復マニュアル作成委員会ホームページとYouTubeで公開予定です。
当日ご来場いただいた方々、心から感謝申し上げます!
当日ご協力いただいた方々、心から感謝申し上げます!
大変に忙しい師走、その上日曜日の早朝からご来場やお手伝いいただき、本当にありがとうございました!
活動に励ましいただきありがとうございました!
沢山の感謝を!!!
池袋東口ゲキパさま
(劇場池袋東口徒歩3分)
手作り割り箸ピアノ・ピクシーコード奏者
サミエルさま
株式会社ハートコンシェルジュ 向後善之先生
NPOいばしょづくり 阿部伸一さま カメラマン マネージャーの皆様
ひきこもり劇出演者
女役 猫宮さくらさま
母役 しまだみわさま
父役男役 ないとうしげおさま
息子役 渡辺吾郎さま
午前司会午後体験談
酉饗綺羅々さま(セクシャルマイノリティ活動名、繁華小布 はん かちいふさま)
NPO法人JUST有志
同自助グループ
「ゲームをやめる会」代表
同自助グループ
「GAFA」代表
などなど、ご協力いただいた方々ありがとうございます!
第二弾もご期待下さい!
ひきこもり支援回復マニュアル作成委員会2020年8月15日
※当日の資料の一部は「アダルトチルドレンの考え方」としてホームページで掲載中です。
ひきこもり劇台本
ーー1--
母 よそ行きの服、子 派手パジャマ、母は、子のよそ行きの服持っている
〇子育て 悪いパターン 虐待の入り口
子「お母さんやだ!この服やだ!」「パジャマで行く」
母「保育園に遅れるでしょ?」「早く!」
子「やだ!絶対着ない!」母「ゆうた!こっちは?」子「やだ!」
母「時間ないの!」着せようとする。
子暴れる「くたばれクソ女!」
母「ゆうた!」バシーン!
司会「ストップ」
○子育て良いパターン
子「お母さんやだ!この服やだ!」「パジャマでいく!」
母 「パジャマが良いの」にっこり
母「保育園にそのままいく?」
子「え?パジャマで?」
母「うん。だってゆうたのパジャマヒーローがかいてあるし、パジャマに見えないかも」
子「え?パジャマだよ!どっから見ても!」
母「でも家でるまであと10分しかない。このままでいいよ~」
子「やだよ!」
母「じゃあパジャマじゃないの着替えよ?」
子「あったりまえだろ?」
ーー2--
母 よそ行きの服、子 制服(上だけでも)
○子育て悪いパターン
子「学校行きたくない」
母「え?今日テストでしょ?クラス分けの」
子「お腹痛い」
母「お腹痛いくらいで休めないの!」
子「熱もあるかもしれない」
母「嘘ばっかり!なまけ病でしょ?あんたはやっぱりお父さんの子……!」
司会者「ストップ!」
(夫の問題を子供にかぶせて怒っては終わりがなくなってしまいます。)
○子育て良いパターン
子「学校行きたくない」
母「行きたくないの?うん」
子「うんって?」
母「たまにはうちでゴロゴロしてたら?」
子「え?テストだよ?クラス分けの!」
母「休んだって死なない。死なない。お母さんと映画行く?」
スマホで時間調べはじめながらにっこり
子「母ちゃん大丈夫か?テストだって言ってんだろ?母ちゃんも今日会議だって言ってただろ?」
母「お母さんも疲れちゃって休みたいんだよう~」
しゃがみこんで泣くまね
子ちょっと間の後、同情して頭をなでるまね母少しびっくりしみじみ
子「急げよ!うっさいハゲ上司がうるさいんだろ?」
母ねっころがる
母「休む!」
子「ええ?」
ーー3--
女 赤ちゃんかクマなど抱いている、男 ゲームを持っている
〇DV悪いパターン
男、ゲームをしている。女、赤子を抱いている。
女「パパ、お願いだからもうゲームやめて。やめてって」イライラ強い口調
男 無言
女「パパ、ゆうくんが寝ないから、頼むから!」
(イライラしつつ)
男 無言
女「ゲームやめてって!パパ!」
男「うっせえ、黙れ!」暴力殴る蹴る
司会「ストップ」
〇DV良いパターン
男、ゲームをしている。女、赤子を抱いている。
女「パパ、ゆうくんが寝なくて困ってる」
(静かに)
男 無視のあと「あ?」
女「ゆうくん、静かにして暗くしないと寝ないの」
男「今、いい所なんだよ」(電気は消す画面はピカピカ)
女涙ぬぐい顔あげて
「じゃあ、ちょっと外で寝かせてくる」
男頷いてびっくり顔あげる男「おいちょっと待て!今、夜中の3時だぜ!おい!待て」
女急いで玄関に行く。
ーー4--
女 派手目衣装、男 若め衣装
〇DV 悪いパターン
女「なんでいつもスマホばっかり!○○子からのメール?くるんでしょ?」
男「ちがう、仕事の返信」入力する。女覗きこむ。
女「嘘!ちょっと貸して」揉み合いになる。男の手がちょっと女の体にぶつかる。
男「あ、ごめん!」
女「このクソ野郎!死ね!くたばれ!消えろ!」
女、男をける。叩く。
男、丸まる。
司会「ストップ」
〇DVにならない良いパターン アイメッセージ
女「スマホばっかり触ってるように見えるんだけど~」
男「あ、ごめん。仕事のメール」
女「私~○○子からのメールくるんじゃって心配でつい見ちゃうんだけど~」可愛く「ごめんね」
男「こっちもごめん」
パッと顔を上げて
男「○○子?あ、あれは○○ちゃんの彼女だよ、ただ相談にのってただけ」
女「え?○○さん?」
男「そ。美人は何で俺みたいないい男をほっとくんだろ~」(爆笑)
ーー5--
母 エプロン姿、父 普段着にネクタイ、子 普段着
〇引きこもりの子供の対応
学校のチャイムの音が鳴っている
ピーンポーンパーンポーン
子「くそババア窓閉めろ!うっせんだよ」
母「でも優くん、エアコンだけじゃ、掃除機の後換気しないと、喘息でちゃう」
子「うっせえ!閉めろってんだ!」
父新聞読みながら出てくる「優太!なんでお前はいちいちそんなことで騒ぐんだ!」
子「うっせえんだよ!あいつらぶっころしてやる!」走り出ようとするのを止める。
子、壁に頭ぶちつける。父、止めようとする。もみ合う。殴り合いになる。
司会者「ストップ」
対応①
子「くそババア窓閉めろ!うっせんだよ」
母「じゃあ窓閉めて音楽かけようか?何が良い?」
子「音楽?なんで聞きたくもない音楽聞くんだよババア」
母「じゃあ一緒に歌歌おうか?優太好きな歌」童謡大声で歌う。
子、口をポカンとしてニヤリと笑う。
対応②
子「くそババア窓閉めろ!うっせんだよ」
父「じゃあ父さんが学校に行って頼んでくる」
子「はぁ?」
父「子供が具合悪いから少し音を下げてくれと頼んでくる!」
子「やめろって!おい!みっともない!」
子止めようとするが、父出ていく。
ナレーション「お父さんは学校の校門前に行き途方にくれたたずむ」学校を見上げて涙する。
(父エレベーターホールに消える)
子、母に言う
「おい!どうすんだよ!おやじおかしくなった!」
母「優君がさわぐから!」母崩れ落ちて泣く。
時間あれば続き
父、帰ってくる。子供、ほっとして駆け寄る。父、顔を真っ赤(頬紅も目もとに)にする。
父「オヤジ、泣いたのか?」
父「引っ越そう」
子「はあ?」
父「引っ越そう!引っ越せば優太をいじめた奴らもこの辺で見なくてすむんだ!」
子「……」
父「いつものうのうと……!駅で見る度ぶっ殺してやりたい!父さんだって、」
子、泣いた父を見てティッシュを持ってくる。
子「男はやり返せいじめなんかで休むな言っただろ?」
父「言った」号泣
子、ティッシュとりつつ
子「男は泣くなって言っただろ?」
父「言っ…」号泣
父「ごめん。」
子、沈黙してさかむけむく。父、男泣きする。
子「引っ越すってどこに?」子ティッシュとり父にわたす。父、鼻をかむ。
父「どこだっていい。優太はどこがいい?…沖縄行きたい小さな頃言ってたろ?」
子「暑いからやだ。」
父「じゃあ北海道?」真面目に。子、吹き出す。爆笑。
司会「家族、友人、配偶者や子供の心に寄り添う事は余裕がないと難しいです。ですが寄り添いながらアイ(I)メッセージで話すことは改善の一歩です。皆さんもアサーティブやアイメッセージを取り入れてみて下さい」
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